TECHNOLOGY
常に最先端の技術に挑戦し、
常に最先端の技術に
挑戦し、
社会に貢献する
小林 昌史 KOBAYASHI ATSUSHI
建設事業本部 技術部 課長 2001年入社
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TECHNOLOGY 01
高次元の施工で新しい歴史を創る
大地を削ったり埋めたりしながら、生活の基礎となる形状を作るという仕事は、人類の歴史と同じくらい長い歴史の上を歩んできています。また、大地や水といった「地球」という学問の一部を切りとった分野でもあり、未解明な部分が残された神秘的な仕事です。そのような深く、広い仕事に「建設機械」という新たな風を生み、今日まで事業を続けてきたのが山﨑建設です。最近では「建設機械と人工知能」や「建設機械とSDGs」といった今までの建設業界のイメージを覆すような取り組みも始めており、山﨑建設を含めた業界全体で新しい風を吹かせようとしています。技術者としては、山﨑建設の歴史で培われたスキルやナレッジをDX等によりさらに高次元なものに昇華させるため、常に新しいコトにチャレンジしていくことが求められています。チャレンジの結果得られた「高次元の施工」をともに働く皆と共有し、新しい山﨑建設の歴史を創っています。
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TECHNOLOGY 02
先進の3Dモデルを
開発し、
関係者で
イメージを共有
山﨑建設が誇る技術を
いくつか紹介しましょう。
- その時の状況を誰もがわかるようにした「UAV写真測量と完成形3Dモデル」です。UAV写真測量の結果を解析し、工事前の3D形状と工事完成後の3D形状を作成することで、工事完成までに切土や盛土がどのように分布するかを関係者間でわかりやすい資料として作成します。
- どのように施工が進むのかわかる「施工ステップモデル」です。山﨑建設の得意と する『施工段取り』を「視える化」することで、施工方法をわかりやすく説明し、各段階の数量、時期を把握し、無理な形状、危険箇所を事前に発見できます。紙に書かれた完成図だけでは、専門家以外には途中段階のイメージが湧かないことがよくあります。そこでこのステップモデルを用い、具体的な施工計画を立て、関係者間でイメージ共有することで円滑な施工を可能にします。
- スマートな施工をサポートする「土配計画」です。土を運ぶための建設機械といっても様々な機種があり、その中には山﨑建設しか保有していない機種などもあります。どの機械がどの運搬を担当するのかを視覚化し、3Dデータという共通のステージでシームレスに活用することで、より高次の施工計画を実現しています。
- 見えないところも3D化する「地質モデル」です。地下構造の情報をデジタル化し3Dデータのステージでシームレスに活用することで、施工ステップや土配計画の質をさらに向上させることを可能にしています。
- ダンプ運搬の未来予測「運行シミュレーション」です。様々な「作業」を数値化し、忠実に運搬時の状況を再現。DXが一般的になる前からデジタル情報によるチャレンジを続けて来た結果、他とは一線を画した表現を実現しています。
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TECHNOLOGY 03
自分が得たスキルやナレッジを社内で展開
今後の技術展開として、建設工事という現地生産かつ特注製品の仕事において「働き方の選択肢」を拡げられるような技術に力を入れていきたいと思っています。様々なデバイスやツールを駆使して現地の状況をデータとして可視化し、工事の過程における品質管理や施工計画などを遠く離れたところからサポートできる体制ができれば、自分の思い入れのある地元から離れず働くことが可能になります。
山﨑建設では、最先端の技術にチャレンジしていく機会が常に与えられています。個人的には、そのような会社や関係する方々に感謝しながら、自分が得たスキルやナレッジを少しでも広く社内で展開していくことで、皆が幸せを実感できるように役立っていきたいと考えています。もちろん、私自身も継続して成長していく必要があり、市場全体に追いつかれないようチャレンジを続けていきたいと思っています。
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